こんにちは。
不動産問題解決コンサルティング仲介の株式会社ユー不動産コンサルタント脇保雄麻です。
築年数が20年超の木造住宅の売却であれば、木造住宅に関するある程度での知識がある方に相談される事をお勧めします。
理由としては、
1木造住宅の減価償却が22年とされており基本的には建物評価は低くなる
2買主側としたら表面的な部分ではなく、建物自体がどうなのかが知りたいため
不動産の査定は、基本的には類似物件を比較して価格査定を出すのですが、築年数が経過している木造住宅を類似物件と比較したところで本質的に分からないためです。
買主側として、内覧時にはまずは見た目の印象は重要ですが、築年数がある程度経過されている木造住宅の場合、購入後に大きな修繕が必要になったり建物自体問題ないかどうか?が気になるところだと思います。
木造住宅に関して、ある程度の知識がある担当者であれば買主を案内時に表面的な部分ではなく建物自体の部分の説明出来れば買主側としても安心感を与えられると思います。
最近ですと、表面的な調査にはなりますがインスペクション(建物状況調査)というものを実施している不動産会社もあります。
インスペクション実施している会社や木造住宅の知識がある程度でもある担当者であれば、買主を案内する際にも建物そのものの説明やアピールできる箇所も違ってくると思いますので売主としても安心感を得られると思います。
また、ご相談者様の物件は水回りをリフォームされているということですので、買主が内覧した時の第一印象はよいと思います。外壁塗装が必要と言うことで、余裕があるのであれば外壁塗装もされるべきです。見た目の印象が違うだけでも買主の購入候補に入るか違う事もあるのと、販売期間が長期化されて価格を下げるのであれば価格下下駄分で外壁塗装が出来てしまうためです。一番最悪なのは、外壁塗装を怠って劣化が進行して雨漏りが発生してしまうことです。
いずれにしても、色々と相談されてみて、その中でも木造住宅の事が詳しい方を担当にして売却活動されて見てはいかがでしょうか