建物を再建築出来る出来ないに関わらず、
土地の活用を検討する場合、まずはエリアの需要やどういうエリアかを考えなくてはなりません。
ご相談者様が相続された不動産が接道満たしていないために現況のままでは一般市場よりも価格が下がるのは確かなことです。
仮に売却でなるべく高く売却するということであればなるべく賃料収入が上がるようにして賃料収入が入っている状態での売却が買手が見つかりやすいです。
再建築不可のふ物件なので、買手需要は下がりますが利回りが高く設定すればある程度の金額で売却出来ます。
有効活用するということであれば、賃貸ターゲットを充分に検討するべきです。
ご相談者様の建物が古家戸建だからといって、住居に限った賃貸ターゲットではないはずです。
例えば、介護施設の需要があったり、都市部ではバイク置場が少なくて更地にしてバイク駐車場として活用していたりもあります。
なので、エリアや賃貸需要を検討することが重要ということです。
修繕費用も何も費用をかけなければ、現状で買手は居ますが、金額も低くなってしまいます。
それに対して、高く売るにも有効活用するにも、修繕費用がかかります。
どういった修繕で賃貸ターゲットにして、リターンがどのくらい見込めるかのシミュレーションをいくつか検討しながら進めるのがよろしいかと思います。